分析、改善、成果。
すべてを数字で語る日々
2018年入社
アカウントプランナー
伊達裕生Yusei Date
知名度か、安定感か、
それともマーケティングへの憧れか
学生時代からマーケティングの仕事がしたいと思っていたのですが、就職活動で最初に志望していたのは、実は大手食品メーカーでした。生活に豊かさを提供できる業種ですし、『知名度と安定感がある』ところにも強く魅力を感じていて、実際に内定をいただくこともできました。
ただ、その企業で働くことが現実になった段階で、迷いが生まれたんです。大手は安定感がある一方で、若いうちから大きな仕事をする機会はどうしても限られます。マーケティングを担当できるようになるには、おそらく5年以上はかかるでしょう。そして、それまでは自分のマーケターとしての市場価値は『0』のまま……。
そんなあたり前のことに気づくまでに、私は本当に長い時間がかかりました。ただ、結果的にはそれで良かったと思います。その後は、それまでとは違う視点で就職活動を再開したことで、デジタルマーケティングという領域に出合うことになり、そしてメディックスにたどり着くことができたわけですから。
メディックスをなめていた
自分の『大いなる勘違い』
実は、過去の自分に猛省してほしいことが1つあります。メディックスに入社する前は、自分ならすぐに活躍できると甘く見ていました。「メディックスは中小企業だし、大手から内定を受けた自分なら全く問題ないだろう」と。実際には、とんでもない勘違いでした……。
研修の段階から、先輩たちとは圧倒的な差があることを思い知らされました。あれほど自分が『できない人間』だと感じたのは初めてだったかもしれません。本当にショックでしたし、最初の数ヵ月は結構落ち込みましたね。
とはいえ、研修のプログラム自体は充実していますし、しっかりと時間をかけて新入社員を育成する環境が整っています。4月~5月は座学中心に専門知識を習得し、その後は、先輩のサポートを受けつつ営業活動をスタート。この段階から提案資料も自分で作成することになります。10月からは、先輩の案件を引き継いで、アカウントプランナーとしての独り立ちが始まる、というのが大体の流れです。
自分の『ダメさ』に心が折れそうになったことも何度かありますが、そこで支えになったのも、やはり先輩たちの姿でした。頑張っていれば、いつか自分も先輩のようになれるはずだ。だからここで逃げてはいけない……。最近になってようやく、ある程度の仕事はできるようになったと自信を持てるようになりました。
自分の取り組みの正しさを、
数字で実感する面白さ
現在のメインクライアントは総合通販サイトの大手で、私は営業チームの統括をしています。『ネット広告経由での売上を二桁成長させる』という極めて明快な要望に応えるために、徹底的に数字と向き合う日々を送っています。
サイトへの流入数を増やすためには、広告の配信量をどれだけ増やすべきか。配信面は適切か。ユーザの購入率を上げるために、どのようなツールを活用するべきか。ページから離脱したユーザへの対処はどうするべきか。新規ユーザをいかに増やすか。既存ユーザへのアプローチを効率化することはできないか……。
改善すべき指標によって打ち手は変わってきますが、そのすべてのベースは数字です。「こうした方が良いと思います」というような感覚的な話ではなく、データを緻密に追うことでロジックを構築していくわけです。そして、そうやって分析に基づいて仕掛けた施策の結果が、翌日にはまた数字として現れてくる。自分の取り組みの正しさを数字で実感できるというのは、デジタルマーケティングならではの面白さだと思います。
営業とマーケティングを兼務する仕事の価値
メディックスのアカウントプランナーは、営業とマーケティングの両方を同時進行で経験するような職種です。デジタルマーケティングの会社はほかにもありますが、こうした働き方ができるのはメディックスならではでしょう。
仮に今後、私が営業に特化して活躍したいと思った場合は『マーケティング経験のある営業』という付加価値がつくことになりますし、逆にマーケティングに特化する場合も『営業目線のわかるマーケター』となり、ニーズは高いはずです。
社会人としてのキャリアはまだまだ始まったばかりで、日々本当に濃密な時間を過ごすことができています。メディックスを選んだことは、自分の可能性が大きく広がったという意味で正しい選択でした。そこは自分を褒めたいと思います(笑)。
MESSAGE就活生へのメッセージ
就活中はどうしても『いかに内定を取るか』を意識しがちで、『どの会社に入るか』ということがゴールのように感じられます。でも本当に考えなければならないのは、『自分は人生で何をしたいのか』であって、その目的にたどり着くためのキャリアプランとして就活を捉えるべきではないでしょうか。自分の人生について本気で考える良い機会でもあるので、学生の皆さんにはぜひ充実した就活に取り組んでもらいたいと思います。