【2025年最新】6大SNS広告とは?成功事例や効果的な運用のポイント|ウェブ部

【2025年最新】6大SNS広告とは?成功事例や効果的な運用のポイント

ディスプレイ広告
SNS広告_アイキャッチ画像

「SNS広告を始めたいが、どの媒体を利用すればよいのかわからない」
「SNS広告で効果を出すためにはどうしたらいいか」

SNSを活用した商品やサービスの宣伝について、このような悩みを抱えている方もいるでしょう。
SNS広告は拡散されやすいメリットがある一方で、広告の種類や媒体によってユーザ層や配信面が異なるため、どの媒体を利用すればよいのか分かりにくい面もあります。

本記事では、以下の内容を中心に解説します。

・SNS広告のメリット
・SNS広告の課金方式
・SNS広告の種類
・SNS広告を成功させるための運用ポイント
・成功事例

SNS広告をこれから始めようと考えている方は、ぜひ、参考にしてください。

SNS広告とは

SNS広告とは、TikTokやFacebookをはじめとするSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で配信される広告コンテンツのことです。表示形式は動画や画像、テキストなど様々です。まずは、SNS広告を利用する前に知っておくべき、SNS運用やWeb広告などとの違いを紹介します。

SNS運用とSNS広告の違い

SNS運用とは、企業が公式SNSアカウントを使って情報を発信し、顧客との双方向のコミュニケーションを通して、商品やサービスの認知度向上などを図る取り組みです。

SNS運用は、商品やサービス、ブランドに興味を持っているユーザとつながりを持つことができ、広告費用をかけずに商品の魅力や新情報などを発信し、ユーザとのコミュニケーションを取ることができます。しかし、フォロワーを増やすまでに時間がかかる、ユーザとのコミュニケーションや、投稿コンテンツの制作などに工数がかかる、など短期では成果が出にくく、中長期的な取り組みが必要となります。そのため、短期的にユーザにリーチを広げたい場合は、SNS広告のほうが相性がよいといえます。

Web広告とSNS広告の違い

Web広告は、インターネット上で配信される広告のことで、「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「純広告」などに分類され、SNS広告もWeb広告の1つです。

リスティング広告とSNS広告の違い

リスティング広告(検索連動型広告)は、GoogleやYahoo!Japanの検索結果画面に表示される広告で、基本的にはテキストのみで構成されています。広告主が登録したキーワード(もしくは、それに意味が近い語句)が検索された際に表示される仕組みで、検索行動をとっているユーザ(顕在層)にアプローチできるため、費用対効果が高い傾向にあります。リスティング広告について、詳しくは次の記事で説明しています。

関連記事:【2025年最新】リスティング広告とは?費用や運用方法をわかりやすく解説!

対してSNS広告は、テキストだけでなく画像や動画など様々なフォーマットで配信できます。検索しているユーザではなく、SNSを閲覧しているユーザに表示されるため、潜在層へのアプローチに有効です。

ディスプレイ広告とSNS広告の違い

ディスプレイ広告は、アプリやWebサイトの広告枠に表示される広告で、画像・動画とテキストを組み合わせられるものもあります。SNS広告と同様に潜在顧客にアプローチしやすく、多くのユーザにリーチできることがメリットです。

ディスプレイ広告とSNS広告の違いには、掲載先の違いが挙げられます。ディスプレイ広告は様々なアプリやWebサイトに掲載されるのに対し、SNS広告はSNSを中心に掲載されます。

また、媒体によるものの、SNS広告のほうが若い世代にアプローチしやすい傾向にあります。

 

SNS広告の効果・メリット

SNS広告の運用には様々な効果やメリットが期待できます。

潜在顧客にアプローチできる

SNS広告を活用すると、検索行動に至っていないような潜在顧客にもアプローチが可能です。興味関心などのターゲティングと組み合わせて運用すれば、潜在層の中でも、より親和性の高い層に配信できます。

SNS広告は、各媒体の持つユーザのプロフィール情報や、SNS内での行動に基づく興味関心の情報を元にターゲティングができるため、高精度かつ独自のターゲティングができることもメリットです。

自然なフォーマットで配信できる

SNS広告では、実際の投稿と似たフォーマットで広告を掲載できるため、より自然な形でユーザに訴求することができます。

また、画像だけではなく、動画やカルーセルなどフォーマットの種類も豊富であるため、目的やサービスに適したフォーマットを選ぶことで、より広告効果を高められるでしょう。

二次拡散が期待できる

SNS広告ならではの特長として、いいねやリポスト、シェアの機能を通した二次拡散が期待できる点が挙げられます。自社をフォローしているユーザだけでなく「フォロワーのフォロワー」など、自社サービスを知らない層にアプローチできる点もメリットです。

ただし、拡散されやすいということは炎上のリスクもあるため、広告内容はよく精査しましょう。

 

SNS広告の費用の決まり方・課金方式

SNS広告の費用は、媒体や課金方式によって異なります。次に、各媒体で対応している課金方式の一覧と、各課金方式についての詳しい説明があるので、費用感を確認する際は参考にしてください。

 

クリック課金(CPC) インプレッション課金(CPM) 動画再生課金(CPV) エンゲージメント課金 フォロー課金
Facebook × ×
Instagram × ×
TikTok × ×
LINE × ×
X(旧Twitter) ×
Youtube × × ×

クリック課金

クリック課金は、広告がクリックされるたびに料金が発生する課金方式です。クリックされなければ費用は発生しません。

1回のクリックあたりの値段が決まっており、請求額は「クリック数×単価」で決まります。TikTokやFacebookをはじめとする多くのSNS広告で利用可能です。

インプレッション課金

インプレッションとは広告が表示された回数のことです。インプレッション課金は、表示回数をもとに費用が決まる課金方式を指します。クリック課金とは異なり、ユーザにクリックされなくても表示された時点で課金対象となります。

クリック数が多ければ、1クリックあたりの費用がクリック課金の費用より安くなる可能性がある一方、クリック数が少ないと1クリックの単価は高くなります。クリック型課金同様、多くのSNS広告で利用可能です。

動画再生課金

動画再生課金は、動画の視聴回数に応じて費用が決まる課金方式です。動画が最後まで視聴されたタイミングで課金されるのではなく、一定時間視聴されたタイミングで視聴とカウントされ、課金が発生するSNSが多いです。

一定時間の定義はSNSによって異なるため、詳細を知りたい方は公式のヘルプをご確認ください。

エンゲージメント課金

エンゲージメント課金は、いいねやリポストなどの数で費用が決まる課金方式です。

新商品のリリースやキャンペーンの告知など、多くのユーザに認知してもらいたい、興味を持ってもらいときに効果的な課金方式です。ユーザの関心度が高い訴求であれば、リポストなどで広く拡散されることも期待できます。

フォロー課金

フォロー課金は、アカウントがフォローされた際に費用が発生する課金方式です。

元々はX(旧Twitter)で利用することができましたが、現在は廃止されています。現在、利用できる媒体はLINE広告のみで、LINEの友だち追加に対して課金が発生する形式で、リスクを抑えて友だちを増やすことができます。費用相場は、1友だち追加につき200~300円ともいわれており、費用対効果を考える際に参考にするとよいでしょう。

 

代表的なSNS広告

広告を出稿できる代表的なSNSを解説します。それぞれ特長やフォーマットなどが異なるため、自社の目的に適したSNSを探しましょう。

 

Facebook広告(Meta)

Facebookは、2024年9月時点で32億9,000万人(Meta社調べ)が利用する巨大SNSプラットフォームで、日本においても人口の約3割が利用し、年代別では中高年が多く利用しています。実名制が原則であることなどから、正確な情報が登録されやすいとされます。

Facebook広告のメリットは、Facebookに蓄積された膨大、かつ正確なユーザ情報をもとに、高精度なターゲティングが可能な点です。

また、Facebook広告は、Facebook以外にMeta社の運営するInstagramMessanger、AudienceNetworkにも配信できます。

 

  • Facebook広告のフォーマット

Facebook広告では、「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「コレクション広告」のフォーマットで広告を配信できます。

カルーセル広告は、最大10個の画像・動画を掲載でき、スワイプすることで次のコンテンツを表示できます。それぞれの画像や動画に別々のリンクを付けられるため、複数商品の紹介やストーリー性を持たせた広告の配信できます。

コレクション広告は、メインの大きな画像や動画の下に、複数の写真を表示でき、1つの画面に複数枚の画像を表示できます。メインの画像に関連した複数の訴求を同時に行えるというメリットがあります。

  • Facebook広告の配信面

Facebook広告の配信面には「フィード(タイムライン)」「インストリーム」「ストーリーズ」「検索結果」「右側広告枠(デスクトップ専用)」などがあります。

フィードとは、Facebookのアプリを開いたときに1番最初に表示されるタイムラインのことです。インストリームでは、ユーザが動画を視聴している最中に、動画に差し込む形で広告が配信されます。

また、Facebook広告の配信面はFacebookのみでなく、InstagramやMessenger、AudienceNetworkにも同じ管理画面上から配信が可能です。

 

Instagram広告

Instagramは、Facebookと同じMeta社が提供している、写真と動画を共有するビジュアルに特化したソーシャルメディアです。日本のアクティブユーザは5,470万人以上とされており、日本人のおよそ半数が利用していると言えます。

写真や動画を編集・投稿する機能が豊富で、アパレルやコスメなど、ビジュアルで訴求しやすい商材と組み合わせることで、高い効果を発揮します。

また、Facebookと同様に、ターゲティング精度が高くターゲット層にリーチしやすい点も魅力です。

Instagram広告の運用を詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

関連記事:インスタ広告の初心者向けガイド|費用や出し方、運用のコツ9選を解説!

 

  • Instagram広告のフォーマット

Instagram広告では、Facebook広告と同様に、「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「コレクション広告」のフォーマットで広告を配信できます。

 

  • Instagram広告の配信面

Instagram広告の配信面には、「フィード」「リール」「ストーリーズ」「発見タブ」などがあります。Facebook広告と同様、Instagram以外のMeta社製サービスにも配信可能です。

 

TikTok広告

TikTokは、Bytedance社が運営するショート動画投稿SNSです。世界での月間ユーザ数は10億人以上で、日本でも利用者層は広がり続けています。

TikTok広告は、無料ツールやテンプレートを活用することで簡単に作成できますが、ユーザは興味のない動画をすぐにスワイプでスキップするため、広告を見てもらうためにはクリエイティブの工夫が求められます。

TikTok広告について、詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

関連記事:【初心者向け】TikTok広告とは?広告の種類、メリット・デメリット、出し方、入稿規定などを解説!

 

  • TikTok広告のフォーマット

TikTok広告は、「Diversion」「Spark Ads」「カルーセル」の3つのフォーマットで配信できます。TikTokは縦型動画のSNSということもあり、動画素材を活用したフォーマットが基本となっています。

Diversion(ディバージョン)は、動画素材を活用して投稿の間(インフィード面)に表示することができるTikTokの基本的な広告フォーマットです。

Spark Ads(スパークアズ)は、自社が用意した広告素材を配信するだけではなく、TikTokのクリエイターが投稿した動画や、自社のアカウントが投稿している動画を広告として配信することができます。

なお、動画ではなく、静止画を利用したい場合は、カルーセルフォーマットを利用する必要があります。

 

  • TikTok広告の配信面

TikTok広告は、TikTokの投稿動画が表示されるフィード画面のほか、Pangleというアプリ面に強みを持つアドネットワークを通して、様々なアプリに配信可能です。

Pangleでは、動画を見ることでゲーム内アイテムなどを得られる「動画リワード広告」や、アプリを起動したときに表示される「アプリ起動時広告」などの広告フォーマットも多数取り扱っています。

 

LINE広告

LINEは、LINEヤフー株式会社が提供しているコミュニケーションアプリです。月間利用者が9,700万人を誇り(2024年3月時点)、日本の8割以上のユーザにリーチすることができます。

ほかのSNSと比べてターゲットの属性の偏りが少なく、ユーザ数が圧倒的に多い、という特長があります。若年層だけではなく10代から60代まで幅広いユーザ層にアプローチすることができ、InstagramやTikTokなどのSNSを日常的に利用しない層にもアプローチすることができます。

また、コミュニケーションアプリという性質上、ユーザのアクティブ率が高いため、ターゲットユーザに広告を届けやすいという特長があります。

 

  • LINE広告のフォーマット

LINE広告では、「画像広告(カルーセル含む)」「動画広告」のフォーマットで広告を配信できます。

 

  • LINE広告の配信面

LINE広告は、LINEのトークリストやLINE NEWS、LINEマンガなど19の配信面に配信できます。

 

X(旧Twitter)広告

X(旧Twitter)は、日常のつぶやきやニュースを入手したり、発信したりできるSNSです。日本のユーザは6600万人以上ともいわれ、利用者数は20代が最も多いものの、40~50代までの幅広い世代に利用されています。

リポストによる拡散性が高いことが1つの特長で、話題性の高い訴求などが効果的です。

 

  • X広告のフォーマット

X広告は主に「画像広告」「動画広告」「バーティカルビデオ広告」「カルーセル広告」「コレクション広告」の5種類のフォーマットで配信できます。

 

  • X広告の配信面

X広告では、主に「タイムライン」「プロフィール」「検索結果」「返信」の4箇所に表示されます。

 

YouTube広告

YouTubeは、国内外から多種多様な動画が投稿されるプラットフォームです。

音声をオンで視聴しているユーザが多いため、動画による視覚的な訴求だけではなく、音声も合わせてユーザに分かりやすくサービスを訴求できます。

また、Googleの子会社であることから、Googleが保有する膨大なデータを活用した詳細なターゲティングが可能です。そのため、動画広告というと認知目的の利用が一般的ですが、Googleの検索データなども活用して広告配信ができるため、コンバージョン目的でも利用することができます。

YouTube広告について、詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

関連記事:【2022年最新】Youtube広告の種類と特長、成功させるためのポイントを徹底解説!

 

  • YouTube広告のフォーマット

YouTube広告は、「スキップ可能なインストリーム広告」「スキップ不可のインストリーム広告」「インフィード動画広告」「バンパー広告」「YouTube ショートの広告」の5つのフォーマットがあります。

インストリーム広告は、動画の再生前後や途中で配信される広告で、スキップが可能なフォーマットと、スキップできないフォーマットがあります。スキップできないフォーマットを選ぶ場合は、動画の秒数を最大15秒以内に収める必要があります。

また、同じインストリーム面に掲載される広告でも6秒以内の短尺動画を活用するフォーマットのことを「バンパー広告」と呼びます。

 

  • YouTube広告の配信面

YouTube広告では、動画の前後、間に広告が配信されるインストリーム面以外にも、インフィード面やYouTube ショート面に掲載されます。


SNS広告を成功させるためのポイント4つ

SNS広告を成功させるためには、次の4つのポイントを意識しましょう。

 

1. 広告の目的を明確化する

SNS広告に限らず広告を配信する際に共通して重要なことですが、広告を配信する目的を明確化しましょう。目的を明確にせずに、SNSが流行っているからなどの理由で安易に広告を出稿すると、期待する成果が得られず失敗に終わる可能性が高いです。

売上や問い合わせなどのコンバージョンを増やしたいのか、新商品の認知を広めたいのか、目的に応じて広告出稿すべきSNSやクリエイティブなどは異なります。まずは、広告の目的を明確にした上で、SNS広告の出稿を検討しましょう。

 

2. 各SNSに合わせたクリエイティブ制作

SNSごとにクリエイティブの見え方は異なるため、実際の広告の見え方に合わせてクリエイティブを制作することが重要です。また、ユーザは自分の見たい情報以外はスキップしてしまうため、ユーザの興味をひけるようなクリエイティブであることも大切です。

例えば、Instagramはビジュアルに特化したSNSで、ユーザはテキストよりも画像や動画に注意を向けています。画面をスクロールしていく中で、広告がほかの投稿に埋もれずにユーザの目にとまるよう、画像や動画を工夫する必要があります。

一方Xでは、画像も大事ですが、Instagramに比べてテキストへの注目度が高いSNSです。最初に目に入るのはテキスト素材となるため、画像だけではなくテキストも含めてクリエイティブを改善していくことが求められます。

このように、SNSごとに効果的なクリエイティブが異なるため、それぞれに合わせたクリエイティブ制作、改善が重要です。

 

3. 最適化機能の活用

ほとんどのSNS広告では、各SNSが保有しているAIによる最適化機能を活用して広告を配信することができます。最適化機能とは、広告のパフォーマンスが最大化されるよう、どのユーザにどの広告をいくら(単価)で表示させるのか、をAIが自動で最適化してくれる機能のことで、SNS広告の成果を高めるためには欠かせない機能です。

最適化機能は、メディアごとに細かな仕組みは異なりますが、活用するにあたって共通して重要なことは2つあります。

1つ目は、「広告の目的」を間違えないことす。広告の配信設定の際に、コンバージョンを目的としているのか、認知を目的にしているのか、など広告の目的を選択することができます。選択した目的が最大化されるように自動で最適化されるため、ここの選択を間違えてしまうと高い成果を得ることができません。

2つ目は、ある程度の予算を用意することです。AIは配信結果を学習することで最適化精度が高まっていきます。予算が少なすぎると広告の配信量も限られ、AIの機械学習に十分な量の配信データを確保できず、最適化機能を効果的に活用できません。

必要な予算は、SNSや商材によっても異なるため一概には言えませんが、少なくとも、1週間でコンバージョンが10件以上獲得できる程度の予算は確保しておきましょう。

 

4. 成果を見ながらPDCAを回す

SNS広告は運用型広告なので、配信して終わりではなく、配信結果を分析してPDCAを回すことで、広告の成果を高めることができます。PDCAを回す際は、ターゲティングやクリエイティブ、予算などを、配信結果を確認しながら調整します。

例えば、SNS広告では細かなターゲティングができることが特長の1つですが、ターゲティングごとに広告の成果を見ることができるため、効果の悪いターゲティングでの配信を停止したり、効果の良いクリエイティブの傾向を踏まえて新しいクリエイティブを作成したり、細かな調整が重要となります。

 

SNS広告を運用するときの注意点

SNS広告を運用する際にはいくつかの注意点があります。

広告が飽きられやすい

SNSはユーザのアクティブ率が高く、1日に何度もSNSを起動するユーザも少なくありません。そのため、同じクリエイティブを継続的に配信していると、同じユーザに何度も同じ広告が配信され、広告が飽きられて反応率が低下してしまいます。

安定して成果を出すためには、一定期間掲載したクリエイティブは差し替える必要があり、継続的なクリエイティブの制作が必要です。

運用に工数がかかる

SNS広告は運用型広告ですので、日々の運用調整が必要になります。クリエイティブもそうですが、ほかにも予算の調整やレポート集計、広告の設定など、運用にはそれなりに工数がかかります。

自社で運用するリソースがない場合は、広告代理店に相談するなど、外部のプロへの委託も視野に入れるとよいでしょう。

SNSは潜在層向けのメディアである

SNSは、ユーザが閲覧する中で情報を受動的に受け取ることが多いため、潜在層にアプローチしたい場合に有効なメディアと言えます。

顕在層に対してアプローチしたい場合は、検索結果に広告を表示させるリスティング広告など、より適した配信方法があります。広告の目的やターゲットにSNS広告が適切かどうかを見極めた上で利用しましょう。

SNS広告の成功事例

ここでは、SNS媒体で広告を出稿したときの成功事例を紹介します。成功事例も参考にして、自社に合うSNS媒体を検討することも選択肢の1つです。

Meta広告の成功事例

ある化粧品会社では、通常の広告のほか、インフルエンサーを追いかけるようなカメラワークの広告をクリエイターに依頼して作成しました。作成したInstagramならではの動画広告は、通常の広告よりもブランド認知度の向上に貢献しています。

さらに、結婚相手紹介サービスを提供する会社では、ブランドの世界観やサービスをストーリーズを活用してアピールしました。新規会員となるための資料請求数増などの成果をあげています。

参考:株式会社ツヴァイ: Instagram広告の成功事例(Meta)

LINE広告の成功事例

健康食品の通販を行っている会社では、LINE広告でアニメーションを用い、類似配信などを活用して広告を配信しました。結果、新規顧客獲得数が3ヶ月で6倍に増加しています。

また、ある自治体は複数の返礼品を同時に掲載できるカルーセルタイプのLINE広告を活用し、ふるさと納税の寄付額が前年比1.5倍となりました。

参考:LINE広告の成功事例5選 効果的な運用のポイントも解説(LINEヤフー for Business)

X広告(Twitter広告)の成功事例

大阪のガス会社では公式アカウントも運用しつつ、X広告も利用しています。X広告のターゲティングやクリエイティブを改善し、動画の完全視聴率や視聴単価の向上などにつなげました。

また、宅配食サービスを提供している会社では、新規顧客獲得のためにX広告を利用し、最終的な新規顧客獲得数は4.8倍にまで伸びています。

参考:大阪ガスマーケティング(Xビジネス)
参考:nosh – ナッシュ(Xビジネス)

 

SNS広告の運用代行に依頼する方法も

SNS広告で成果を出すためには、運用に関する正しい知識と運用スキルが必須です。知識やスキルがあまりないままむやみに運用しても、広告の効果は出にくいでしょう。

自社でSNS広告を運用することに対して不安を感じたり、リソース不足の懸念があったりする場合は、運用代行業者への依頼も検討しましょう。運用代行について、詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

関連記事:【認定資格あり】SNS広告の運用代行に強いおすすめの広告代理店8社

 

まとめ

SNS広告は、TikTokやFacebookをはじめとするSNSを活用して配信する広告を指します。

配信面やフォーマット、ターゲットが多種多様なため、予算や広告の配信目的に合った媒体を選ぶことが大切です。

今回紹介した各媒体の概要や特長も参考に、自社に合うSNS広告運用を行いましょう。

 

WEBマーケティングの成果を上げたい方へ

ウェブ部の運営団体である「株式会社メディックス」は、WEBマーケティングに関するコンサルティング及び代理店サービスを提供しております。
メディックスは成果を上げるために、以下の点にこだわります。

  • 徹底的な顧客理解
  • ユーザー視点でのプランニング
  • マーケティングパートナーとしてのビジネススタンス

ウェブ部の内容に少しでも興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。


ご相談・お問い合わせはこちらから

関連記事