メディックス独自の画像修正AIツール”M-resAIze(エムリサイズ)”の機能をアップデート
~Web広告の画像の審査落ちで発生する、修正工数をAIで軽減~
デジタルマーケティングの総合コンサルティングを行う株式会社メディックス(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中正則)は、2024年3月に独自の画像修正AIツール”M-resAIze(エムリサイズ)”の機能をアップデートしました。
M-resAIzeは、画像修正AIを活用してWeb広告で審査落ちしたバナーを修正する際にかかる工数を、軽減することが可能です。
■機能アップデートの背景
Googleショッピング広告は、検索結果の上部に表示される商品画像付きの広告で、主にEC系の広告アカウントで利用されています。
Googleショッピング広告で使用する画像は、「画像内に宣伝文(例: ショップのロゴや行動を促すフレーズ)または邪魔になる要素(例: 透かし)を含まない」「商品画像が不鮮明ではなく、高品質である」などの規定を満たしていない場合、広告審査を通過することができません。
広告審査に落ちた場合は、画像を修正する工数が発生してしまうため、広告配信に遅れが生じてしまうことが課題でした。
M-resAIzeの従来の機能は、AIによる画像のリサイズでしたが、上記のような課題を軽減して、お客様のデジタルマーケティング支援において品質の向上を図るために、機能をアップデートしました。
■M-resAIze(エムリサイズ)によって解消できること
M-resAIzeは、「プロモーションオーバーレイ」と呼ばれる画像内に宣伝文または邪魔になる要素を含んでいる場合や、画像サイズが小さく不鮮明といった理由で審査に落ちてしまった場合に活用することができます。
メディックスのお客様である多品種ECサイトの企業では、数十万点の商品を扱っており、その内、プロモーションオーバーレイによる審査落ちは約1.5%、画像が小さすぎることによる審査落ちは0.3%です。数にすると約数千点の修正が必要になるため、膨大な工数が発生します。
そこで、M-resAIzeを利用すると、画像を修正する手順は下記の4ステップとなります。
1. 審査に落ちた画像URLを含むファイルをアップロード
2. 画像に加える処理(文字除去、高解像度化、サイズ変更)を指定
3. 独自のAIの処理により、画像の修正が完了
4. 修正後の画像のファイルをダウンロード
数クリックで画像の修正が完了するため、これまでに発生していた修正工数を大幅に削減することが可能です。
■担当者コメント
當流谷 圭(コンシューマーマーケティング推進ユニット ユニット長)
今回の機能拡張は、メディックスとして力を入れてきていたフィード領域において、さらに利便性を上げられるアップデートだと思っています。
修正作業を自動化することで、お客様に修正依頼や別の画像をご依頼することを減らし、お客様の時間と労力を節約することができるようになります。加えて、修正作業が迅速に行われるため、貴重な配信機会の損失を防ぐこともできると思っています。
「human in the loop」の考えを持ち、AIで処理して終わりではなく、人が修正後の画像をしっかりと確認し、品質も高められるようにしていきたいと考えています。
■本件お問い合わせ先
担当部署:コンシューマーマーケティング推進ユニット マーケティング部
担当者:柴垣(しばがき)、小倉(おぐら)
電話番号:担当部署 03-5280-9482
メールアドレス:cm-seminar@medix-inc.co.jp