中途採用 社員インタビュー

Interview

2020年中途入社 D.T.

Interview with

アカウントプランナー

2020年中途入社 D.T.

クライアントの課題に向き合った包括的な提案で「自身の介在価値」を感じられるのが喜び

前職の仕事内容と転職を決めた理由を教えてください。

前職は、総合人材サービス会社の法人営業です。約5年間にわたり、クライアントへの人材紹介や、研修支援サービス、RPAソフトウェア※の提案などを行っていました。
転職を考えた理由は2つあります。ひとつは、「自身の介在価値」をより感じられる仕事がしたいと考えたこと。前職で介在価値を感じなかったわけではありませんが、当時から採用市場は圧倒的に「売り手市場」で、求職者の状況という「自分のコントロール下にない要因」で契約が左右されやすい状態でした。そこで、自分が介在することで価値を提供できた実感を得やすい、いわゆる「ソリューション営業」に興味を持ったんです。
もうひとつの理由は、デジタル技術を活用したサービスへの関心が深まったこと。RPAソフトウェアという商材を扱ったことをきっかけに、興味を持ちはじめました。
※PC上で行われている定型的な業務を、ロボットを使って自動化するソフトウェア

数ある選択肢の中から、なぜメディックスを選んだのでしょうか?

メディックスを選んだ理由のひとつは、「自身の介在価値を感じられる仕事がしたい」という希望にマッチしたこと。アカウントプランナーの提案は、クライアントの事業の成長に直結しますからね。
また、選考過程で面接官から「クライアントの課題解決のために必要だと考えるのであれば、前例にとらわれず幅広い提案をしてもいい」といわれたことも決め手です。クライアントのことを第一に考え、自由度高く柔軟な提案ができるのは、自身が目指す営業スタイルと合致すると感じました。
それから、現在のようにBtoBマーケティングが注目されていない20年以上も前から支援に取り組んできた点にも惹かれました。先見の明によって積み重ねてきた実績は、他社にはない強みだと思っています。

現在の仕事内容を教えてください。

BtoB商材を扱うクライアントに対してデジタルマーケティングの総合コンサルティング支援を行う部署で、チーフアカウントプランナーとして働いています。Web広告の運用といった施策の実行支援から、マーケティング戦略の立案まで、幅広く支援を行っています。
メインの仕事は担当クライアントの支援やチームメンバーの管理・サポートといったチーフ業務ですが、最近は製造業のクライアントに向けたサービスの開発プロジェクトも任されました。製造業界でのクライアント獲得を目指して新たにサービスをつくることが決まり、製造業のクライアント支援を担当する私に白羽の矢が立ったんです。他社では営業職がサービス開発を主導できるケースはあまりないと思うので、チャンスをもらえてうれしいですね。

異業種からの転職でしたが、イメージとのギャップはありましたか?

クライアントのビジネス課題を理解し、その解決に向けて最適な提案をするスタイルが、アカウントプランナー一人ひとりに想像以上に根づいていました。面接で話を聞いてはいたものの、現場の様子を見て「ここまでか」と驚きましたね。
あとは、思っていたよりもデータ分析のスキルが必要でした。私はまったく経験がなかったので、入社後しばらくは苦労する場面も多くて……。ただ、わからないことは周りの人たちが一つ一つ丁寧に指導してくれたので、不安はなかったです。OJTで先輩たちの力を借りながら、1年くらいで基礎を固められました。

入社後、特に印象に残っている仕事についてお聞かせください。

入社3年目に担当した、金融系のクライアントの案件でしょうか。マーケティング戦略の設計からWeb広告やコンテンツの制作まで、初めて一貫して携わりました。
BtoBマーケティングでは、施策の費用対効果の見えにくさが課題になります。広告からリードを獲得し、クライアントの営業部隊がアプローチをはじめ、商談を重ねて最終的な成果に結びつくためです。しかも、BtoCと違って意思決定に関わる人や部署が多く、成果が出るまでの期間は長くなります。
そこで本案件では、クライアントの営業部も巻き込み、施策から契約に至った件数を正確にトラッキングできる仕組みを整備。その成果に基づいて、広告やコンテンツの改善を重ねました。
結果として高い費用対効果を出せていることがわかり、取り組みは高く評価されました。同時にクライアントの売り上げへの貢献度が明確になり、私が求めていた「介在価値の実感」という観点でも、確かな手応えを感じられました。
この案件を経て、自分がやりたいのは「広告運用を含む包括的な支援」であると確信し、それ以降は理想とする支援の実現のために、顧客理解をより徹底して深めることを意識しています。

入社後、自身がどのように成長したと感じていますか?

クライアントの本質的な課題に対して、何を提示すべきかを考えられるようになったと感じています。「Web広告を出したい」と問い合わせてくださったクライアントに対し、必ず「なぜ広告を出したいのか」をきちんとヒアリングし、本当に広告という選択肢が適切かを検討するようにしています。
また、もともと強い苦手意識があった「論理的思考」も少しずつ身についてきました。デジタルマーケティングの世界では、基本的に結果は明確に数字で表れます。そしてよし悪しに関わらず、その結果に至った理由を論理的に説明できなければならないので、自然と能力が磨かれたように思います。

今後の目標を教えてください。

BtoBマーケティングの重要性が浸透しはじめたのはまだまだ最近のことで、コロナ禍で大きな広がりを見せました。一方でメディックスは、先にも触れたとおり、BtoB事業を展開するクライアントに対して20年以上も前からデジタルマーケティング支援を行ってきました。これは当社の大きな強みであり、会社としては今後もBtoBマーケティング領域での影響力をますます高めていきたいと考えています。
一方で近年は、大手の総合広告代理店をはじめ、BtoBマーケティング支援をスタートする競合が増えています。当社には多数の実績や培ってきたノウハウはあるものの、これからも選ばれ続けるためには、さらなる差別化が求められるでしょう。
私個人としては、その取り組みの先頭に立てる人材になりたいですね。これからも知識のインプットを欠かさず、担当顧客により幅広い支援ができるように、そしてBtoB支援領域における会社の強みづくりに貢献できるように精進します。

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